2020年6月9日

鉄スクラップ、国内相場の上昇続く

 国内鉄スクラップ相場の上昇が続いている。代表品種であるH2グレードの電炉メーカー購入価格(8日時点、産業新聞調べ)は、東京・名古屋・大阪での3地区平均でトン当たり2万2400円となり、5月21日の直近安値から同3400円(約18%)値上がりした。新型コロナウイルスの影響で鉄スクラップの発生が鈍る中で、全国的に鉄スクラップ輸出の船積みが活発化し、需給が引き締まった。

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