2020年8月12日

第一高周波工業、ニッチ分野で世界トップへ 新中計始動

 鋼管の加工や金属材料の表面処理などを手掛ける第一高周波工業(DHF、本社=東京都中央区、佐藤昌俊社長)はニッチ分野における世界市場でのトップ企業を目指した5カ年の第13期経営計画が今年度から始動した。高周波誘導加熱を用いた鉄筋端部加工技術など独自商品のロングセラー化とともにICT・AIを活用した事業のスマート化、新ビジネスモデルに対応したゲームチェンジ型発想をキーワードに、既存の6事業(パイプ、プラントエンジニアリング、バイメット、表面処理、機器、鉄筋)プラスアルファの芽を育成する。海外事業では北米および東南アジアをターゲットに見据えた取り組みを加速させる。