2020年11月17日

鉄スクラップ輸出価格、 2年ぶりに関西でも3万円突破

関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル会長)が16日実施した第97回鉄スクラップ共同輸出入札は、成約価格がトン当たり3万670円(H2グレード・大阪湾岸FAS)だった。契約数量は5200トン。9月14日実施の前回比で1360円高い。関東鉄源協同組合が11日に実施した輸出入札の平均落札価格からは65円高とほぼ同水準。アジアの鉄スクラップの引き合いが強まり、同連合会の入札としては2018年9月20日以来、2年2カ月ぶりに成約価格がトン3万円を超えた。