2020年11月17日

普通鋼鋼材、20カ月ぶり増335万トン 国内9月受注 製造業が回復

日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると、9月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は335万3000トンと前年同月比2・2%増え、20カ月ぶりに増加した。建築用、土木用と建設用の回復に加え、製造業用が自動車を筆頭に、その他輸送用機械などが前年同月比実績を上回り、普通鋼受注をけん引した。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ鋼材需要は回復傾向に転じ、前月比15・5%増と2桁増を記録、4カ月連続増加した。