2021年3月18日

関西地区鉄スクラップ相場、姫路中心に500円続落

関西地区の鉄スクラップ相場が17日、続落した。電炉大手の東京製鉄が17日入荷分から同地区への影響も大きい岡山工場、高松鉄鋼センターの2拠点で鉄スクラップ購入価格を引き下げたことが姫路を中心に波及した。「需給自体は緩和していないが、船不足や海上運賃の上昇による輸出不振などが響いている」(ヤード筋)という。

同地区電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(17日時点、H2)は大阪がトン当たり4万500―4万1000円前後、姫路がトン4万―4万500円前後。東鉄に追随する形で、17日から姫路電炉メーカー4社とも鉄スクラップ購入価格を一律500円引き下げた。

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