2021年4月20日

玉造、名古屋に大型切断機 12キロワットファイバーレーザー

 厚板溶断加工大手の玉造(本社=大阪市北区、棚橋浩司社長)は、名古屋事業所(名古屋市中川区、事業所長=森繁信執行役員)に出力12キロワットの大型ファイバーレーザー加工機を導入し、4月から本稼働を開始した。12キロファイバーの導入は中部地区の溶断業者で初とみられる。最大板厚38ミリまでと厚物のレーザー切断が可能な加工体制の構築により、販売先の受注をサポートするとともに、加工現場の安全性を中心とした職場環境の改善、省人化などにつなげていく方針だ。