2021年9月10日

鉄スクラップ 関東相場下げ基調続く

関東の鉄スクラップ相場は中下級品を中心に約50日間にわたって下げ基調が続いている。ベトナムや韓国の購買意欲が低く、国内でも輸出が多いとされる関東地区の需給が緩んだことが背景にある。「夏枯れ」で電炉メーカーの買いが細ったことも下落基調を作った一因。関東地区電炉メーカーのH2購入価格(産業新聞社調べ)は、直近高値を付けていた7月19日から9月9日までの間にトン当たり3750円下落した。

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