2021年12月10日

鉄スクラップ 関東輸出入札不調続く 12月契約、海外安映す

関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ会長)が9日に実施した12月契約分の鉄スクラップ輸出入札(H2)は、応札価格が組合の希望価格に達せず、11月契約分に続いて不調となった。秋口から続く国内高・海外安の相場を反映した。2回連続で入札不調となったのは2001年11月の設立以来初めて。相場は今後も弱含みそうだが、中部以西の電炉の鉄スクラップ需要が相場を下支えし、大幅な値下がりは避けられるとみられる。





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