2022年5月20日

鉄スクラップ 国内相場下げ止まらず H2、先月末比5000―6000円安

 国内の鉄スクラップ価格が下げ止まらない。中国のゼロコロナ政策による物流の停滞や、各国の鉄スクラップへの高値警戒感が海外相場の下落を加速させ、国内も今月初旬から断続的に下がっている。19日に電炉大手の東京製鉄は全拠点の鉄スクラップ購入価格をトン当たり1000―1500円下げ、各地の電炉や輸出業者も追随。鉄スクラップ代表品種のH2の価格は先月末から5000―6000円前後下落した。

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