2022年7月11日

鉄スクラップ、ベトナム向け商談低迷 国内需給緩む

 ベトナム向けの鉄スクラップ輸出商談が1年近く難航している。同国の鉄スクラップ需要が低調な上、日本の鉄スクラップ価格が国際相場に比べて割高で成約に至りにくい。輸出業者などによれば直近の商談価格はトン当たり4万2000―4万5000円前後(H2、FOB=本船渡し)で、関東地区の湾岸価格より1000―4000円前後安い。関係筋によれば「先週から商談が徐々に進み始めているが、輸出の低迷は少なくとも1カ月程度続く」見通し。日本の鉄スクラップ輸出総量の約3割を占める同国向け輸出の停滞は、国内需給が緩む大きな要因になる。

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