2022年4月13日

鉄スクラップ 関東輸出価格6万7010円 4契落札、3500円上昇

関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ会長)が12日に実施した4月契約分の鉄スクラップ輸出入札の落札価格は、トン当たり6万7010円(H2、FAS=船側渡し)だった。先月実施分からはトン3500円高く、3カ月連続で上昇。円安が輸出の追い風になった。足元の輸出価格よりトン1000円前後高い。ただ主な輸出先であるベトナムや韓国の引き合いは先月に比べ弱まっており、南光司副理事長(ミナミ社長)は「値ごろ感が出てきた」と述べるなど、国内相場の強いけん引材料にはなりにくそうだ。





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