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2024.12.4
2023年5月16日
特殊鋼専業メーカー5社の2023年3月期決算(連結ベース)が15日に出そろった。主力の自動車分野で需要が大きく減少したものの、主原料の価格上昇分や、エネルギーをはじめ各種コストアップ分を販売価格に反映した結果、前期比で5社すべて増収となり、営業利益ベースで大同特殊鋼と山陽特殊製鋼、愛知製鋼と日本高周波鋼業の4社が増益。特殊鋼鋼材事業で国内の売り上げ数量が減り、ばね事業で円安に伴う調達コストが増えたことなどで三菱製鋼は減益となった。大同特殊鋼は全利益、愛知製鋼は売上収益、三菱製鋼は売上高がそれぞれ過去最高になっている。
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