2025年10月17日
浦安団地 9月景況調査、収益「横ばい」4割 「悪化」は低下もなお36%
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた9月の景況実感調査(対象=141社、回答率90・8%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前の月から19・2ポイント低下し、36・2%となった。「横ばい」は9・7ポイント上昇の40・2%。前月は「悪化」が「横ばい」を上回ったが、2カ月ぶりに「横ばい」が最多となった。「メーカー同様に物流・労務などのコスト転嫁に取り組まなければ事業存続に関わる」(一般形鋼・H形鋼を扱う組合員)と収益確保に向けて危機感を表す声が聞かれた。