2025年11月13日
JFEエンジ・J&T環境 廃棄物から合成ガス生成 小型実証設備の竣工式
JFEエンジニアリングとグループ会社でリサイクル事業を担うJ&T環境(本社=横浜市鶴見区、長谷場洋之社長)は12日、J&T環境千葉リサイクルセンター内に建設した廃棄物ケミカルリサイクル(WtC)技術の小型実証設備の竣工式を行った。幅広い廃棄物から化学原料の合成ガスを生成できる独自の技術「シーフェニックスプロセス」を使った設備で、廃プラの利用拡大につながると期待されている。12月にごみ処理実証実験を開始し、大規模設備での実証を経て、2031年以降に実証設備の商用運転化と国内外への外売り案件の実現を目指す。