米国の鉄鋼市場で鋼材と鉄スクラップの価格差が広がっている。熱延コイルの相場は昨秋から約1年にわたり上昇基調にある一方、鉄スクラップ価格は約5カ月間下がり続けている。鋼材市況が上昇した最大の要因はトランプ大統領による鉄鋼の追加関税引き上げだ。安価な輸入材の流入が減り、国内鉄鋼メーカーの受注が回復し、保護貿易の恩恵を享受している。ただ、中東情勢の悪化や中国の過剰生産などで世界の鋼材需要は伸び悩んでおり、主原料となる鉄鉱石や鉄スクラップの市況も弱含んでいる。世界最大の鉄スクラップ輸出国である米国もその影響は免れず、当面は鋼材と鉄スクラップ市況の二極化が続きそうだ。
読了にはログインが必要です
記事の続きをみるには
紙版購読者の方
購読者専用ページにログイン後、このページにもう一度お越しください。
DIGITAL+TEXT購読者の方
日刊産業新聞DIGITAL+TEXTにログイン後、
購読者専用サイトへのリンク経由でもう一度、このページにお越しください。
サービス・お申し込み







