2021年10月28日

金属スクラップヤード設置「許可制」に 千葉市、来月から条例施行 火災などの被害防止へ 中国系事業者で発生多く

千葉市は金属スクラップなど再生資源物の屋外保管所(ヤード)について全国で初めて行政へ設置の事前許可制度と立地基準を設ける条例を制定した。11月1日から施行する。スクラップヤードで発生する火災などの被害を事前に防止するためだ。千葉市の環境局資源循環部産業廃棄物指導課の川瀬義信課長は「火災事故は中国系事業者のヤードで発生するケースが多い。こうしたヤードにこの条例で対処したい」と話す。