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2024.12.4
2016年1月26日
Jファーム、第三工場が稼働開始 ミニトマト増産 安定販路が拡大
JFEエンジニアリングが出資するJファーム(本社=北海道苫小牧市、堀内博社長)が苫小牧市で運営しているスマートアグリプラントにおいて、このほど第三工場が完成し稼働を開始した。第三工場増設に関わる総投資額は8億円程度。ミニトマト増産による安定販路の拡大が可能となったほか、栽培品種やエネルギーの多様化実証も第三工場で行う。苫小牧で得たデータを活用しながら、将来的には国内外にプラントを広めていく計画だ。
第三工場の敷地面積は1ヘクタール。そのうち0・58ヘクタールを高糖度ミニトマトの栽培に利用することで、第二工場で生産しているミニトマトと合わせて月産15トン出荷体制の構築が完了した。これまでの出荷先は北海道内のデパートやスーパーマーケットが中心だったが、生産量が増加したことで、今後は首都圏のデパートやスーパーマーケット、さらには東南アジアなど海外にも販路を拡大する。
第三工場では新しい品種の栽培実験も行う。第1弾としてマンゴーやアボカドなどの熱帯性果実を試験栽培しており、マンゴーは夏ごろの収穫を予定している。実証実験の結果次第では、栽培面積の拡大も視野に入れている。
エネルギー源には温泉水を利用したヒートポンプと木質チップを燃料としたバイオマスボイラーを使用し、温水ボイラーをバックアップとして活用する。第一・第二工場では天然ガスを用いたガスエンジンを使用しており、複数のエネルギーの実証実験を行うことで、プラント立地地域で最も入手しやすく、経済的なエネルギー源を活用したプラントモデルの確立を図る方針だ。
第三工場の敷地面積は1ヘクタール。そのうち0・58ヘクタールを高糖度ミニトマトの栽培に利用することで、第二工場で生産しているミニトマトと合わせて月産15トン出荷体制の構築が完了した。これまでの出荷先は北海道内のデパートやスーパーマーケットが中心だったが、生産量が増加したことで、今後は首都圏のデパートやスーパーマーケット、さらには東南アジアなど海外にも販路を拡大する。
第三工場では新しい品種の栽培実験も行う。第1弾としてマンゴーやアボカドなどの熱帯性果実を試験栽培しており、マンゴーは夏ごろの収穫を予定している。実証実験の結果次第では、栽培面積の拡大も視野に入れている。
エネルギー源には温泉水を利用したヒートポンプと木質チップを燃料としたバイオマスボイラーを使用し、温水ボイラーをバックアップとして活用する。第一・第二工場では天然ガスを用いたガスエンジンを使用しており、複数のエネルギーの実証実験を行うことで、プラント立地地域で最も入手しやすく、経済的なエネルギー源を活用したプラントモデルの確立を図る方針だ。
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