2009年12月29日

鉄鉱石・石炭、減産緩和で輸入増

 財務省がまとめた11月の貿易統計によると、鉄鉱石輸入量は1120万トンと前年同月比3・2%増加した。前年同月ですでに減少が始まっていたものの、昨年10月以来の増加だった。原料炭輸入量も2・4%増の715万トンと昨年10月以来の増加だった。高炉大手の減産緩和傾向を受けて、鉄鉱石、原料炭ともに2008年の月間平均の3、4%減の水準を回復しており、主原料の輸入が正常化してきた。

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