2012年4月9日

東京地区の構造用鋼、一部で安値も散見

 構造用鋼は機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)がトン当たり12万5000円、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)が同15万どころで弱基調が続いている。自動車メーカーが新年度からの集購価格を大幅に引き下げたことを受け、市況は一段の下落が予想される。ひも付き需要は旺盛だが、店売りは今一つ盛り上がりに欠け、需給バランスにもタイト感は見込めないことから、一部では安値も散見されている。

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