2022年7月22日

4―6月 全国粗鋼5.6%減2299万トン 車減産対応続く

全国粗鋼生産量は4―6月期に2298万5000トンと前年同期比5・6%減少した。半導体・部品不足などサプライチェーンの混乱による自動車減産への対応が続いた。造船や産業機械など国内需要は回復傾向を維持しているものの、資源・エネルギー価格の高騰や為替の円安傾向、中国のゼロコロナ政策などによる経済減速など市場に不安材料が見える。需給緩和による鋼材価格の下落から輸出市場も振るわず、7月以降も生産の調整局面が続く見込みだ。







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