オーツカ鉄鋼販売 創業120周年特集／厚板メインに建材提案力強化／小木曽裕社長／加工の新商材、バージで展開／働きやすい職場を醸成／「社会に誇れる会社」へ

伊藤忠丸紅鉄鋼100％子会社の厚板販売業大手、オーツカ鉄鋼販売（本社＝東京都、小木曽裕社長）は本年、創業120周年を迎えた。1902年に大塚商店として創業して以来、82年の丸紅100％出資のオーツカ鉄鋼販売としての新発足を経て、発展を続けてきた。敷板をはじめ、土木、厚中鋼板、建材製品分野で展開を拡大する。小木曽社長は「市況に左右されない経営基盤の構築」を掲げ、敷板など鋼材の在庫販売に加え、材工一式の工事部門の展開も強める。同社長に120周年の思いと、今後の展望について聞いた。