2024年2月27日

建設用電線、供給正常化は春以降

建設・電販市場で依然として品薄感が漂っている高圧・低圧ケーブルの供給体制の正常化は、早くても2024年度以降になりそうだ。今月から大手電線メーカー2社が一部の製品で新規受注・納期回答を再開したものの、企業によっては再開直前に実施を延期したり、再開後に概算納期を当初見込みから変更したりするなど生産現場では混乱が続いている状況。高圧ケーブルは各社いずれもいまだに受注が再開されておらず、受注が既に再開されている製品についても概算納期が最長で5カ月のものがあるなど、各メーカーでの生産逼迫に加え、市場関係者からは工期遅延といった各種工事案件への影響を懸念する声が再び上がっている。





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