2024年5月31日

中国国務院の脱炭素計画 鉄鋼生産の規制強化

【上海支局】中国国務院は29日、2024―25年の省エネルギー・温室効果ガス排出削減行動計画を発表し、鉄鋼生産の拡大に対する規制強化と鉄スクラップの利用を推進する考えを示した。粗鋼の減産方針を改めて示したほか、25年までの2年間で新規鉄鋼生産能力の立ち上げを原則認めないとした。25年末までに粗鋼生産に占める電炉鋼の割合を15%に高め、鉄スクラップの消費量を3億トン(23年は約2億6000万トン)とする目標を打ち出した。







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