2024年11月28日

Aミッタルの欧州拠点 DRI・電炉転換遅れ

 欧鉄鋼大手のアルセロール・ミッタルは26日、欧州拠点の低・脱炭素化の経過を発表した。複数の高炉を水素還元をにらんだ直接還元鉄(DRI)と電炉製法に転換する計画に、立地各国の支援も受けているが、エネルギー高やグリーン水素の供給体制の遅れ、グリーン鋼材のプレミアム回収などの想定が必ずしもうまく行っていないという。最終的な投資意思決定の前に、高コストの低・脱炭素生産設備が競争力を確保できるよう、政策などを見極める必要があるとしている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more