2025年1月9日

日鉄ステンレスの二相鋼 配水池タンクで初採用 茨城・那珂市 薄肉化でコスト削減

 日鉄ステンレスは8日、省合金二相ステンレス鋼のSUS821L1(NSSC2120)が、浄水場の配水池タンクで初めて採用されたと発表した。採用量は薄板と厚板あわせて50トン。汎用ステンレス鋼のSUS304に比べ薄肉化できるなどのイニシャルコストの削減と、従来の鉄筋コンクリート製などに比べ維持管理が軽減できることが評価され、茨城県那珂市の木崎浄水場「2号配水池」で採用された。今後も上下水道分野でSUS821L1の提案を重ね、需要拡大を目指す。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more