ファイバー機や太陽光発電 環境施策 投資効果を発揮2026年に創業100周年を迎えるステンレス流通業界のリーディングカンパニーであるリンタツは、マザー工場の半田ステンレス加工センター(半田市日東町1―21)を中核とした生産、労務など多岐にわたる企業価値向上の施策を、CO2排出量の削減などのSDGsにつなげる、持続可能な社会の構築に資する取組みとして有機的に連結させることで、その施策効果を大きく向上している。
近年では、20年に導入したファイバーレーザー加工機の活用で、電気やガスを多く使用するCO2レーザー2台を、省エネなファイバーレーザー1台に集約。新鋭機の導入で夜間自動操業の高効率化による生産性アップなどを実現しつつ、従来のレーザー切断に比べてCO2排出量を約2―3割削減するなど、投資効果を最大化している。
また名古屋総合配送センターでは、エアー搬送ファンをクレーンに新設。既設のエアコンに加え、エアコンが届きにくいエリアにもくまなく風を送る事ができ、より手厚い熱中症対策につなげている。さらに、太陽光発電設備が稼働し、平日の発電を自家消費。自家消費できない土日に発電した電力は売電することで、環境負荷が低いクリーンエネルギーを、経済合理性も追求しながら企業活動に組み込んでいる。
段階的な太陽光発電設備の拡充で、全社的な余剰売電分を含めた年間の発電量は約110万kWにのぼり、年間で約479㌧のCO2が削減できる見込みで、同社はステンレス加工商社としてステンレスの可能性を広げながら、業界トップシェア企業の新たなミッションとして台頭した、地球環境の保全を将来にわたる重要な課題に位置づけ、今後も取組みを主導する方針だ。本社:名古屋市中区橘1―28―9
TEL:052―331―8312
FAX:052―321―4399
WEBサイト:https://www.rintatsu.co.jp/
事業拠点(関連会社含む):
半田ステンレス加工センター、潮干コイル流通センター、名古屋総合配送センター、浦安配送センター、東京支店、北関東支店、静岡支店、浜松支店、長野支店、豊橋支店、北陸支店、岐阜支店、四日市支店、大阪支店、岡山支店、山陰支店、九州営業所、リンタツ工業、AP事業部/アールテクノ
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