2025年7月30日

タンタル相場が反落 地政学リスク緩和で

電子材料やスーパーアロイに使うタンタルが反落した。業界関係者によれば、足元のタンタル鉱石の国際価格は五酸化タンタル純分ポンド93ドルあたりで、直近高値より1割程度安い。6月に、ともに主産国で対立していたコンゴ民主共和国(DRC)とルワンダの間で和平合意に至り、地政学リスクが緩和した。需要面では、スマートフォンの減速で酸化物の引き合いが弱まり、需給の緩みが意識されたようだ。







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