日中関係悪化、マイナス影響60万トン 10―12月粗鋼

　経済産業省は2012年度第3四半期（10―12月）鉄鋼生産計画の追加調査を行い、日中関係悪化によって、粗鋼ベースで60万トン程度のマイナス影響が発生するとの見通しをまとめた。昨秋のタイ洪水によるマイナスインパクトが鋼材輸出ベース、4―5カ月間で80万トン程度と推計されており、日中問題はタイ洪水並みか、それ以上のインパクトになりそうだ。