2012年6月27日

韓国電炉、原料買値 引き下げ

 現代製鉄、東国製鋼などの韓国電炉メーカー各社は、3月以降4カ月で韓国内鉄スクラップの購入価格を最高で8回、トン当たり9万ウォン(6500円)値下げしているが、今週末にも1万―1万5000ウォン引き下げる。

 流通は目先の底値の感触がつかめないでいる。電炉は7月から計画されている電力料金の5―6%値上げ(最終決定ではない)から8月に工場の集中改修を計画しており、先行き需要減が予測されている。材料として評価すれば一段下げも可能だが、製品価格の混乱に拍車がかかる懸念もあり、慎重論も台頭している。







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