2012年5月24日

中国、粗鋼内需伸び率鈍化 1-4月

 中国の1―4月累計の粗鋼見掛け消費は、2億1900万トンと前年同期比0・5%増にとどまり、増加率が鈍化した。2月のうるう月を考慮すれば、実質減少に転じている。インフレ懸念が潜在する間は政府による本格的な金融緩和の可能性は低く、需要の大幅な回復は見込みにくい情勢。日当たり粗鋼生産は4月に過去最高を記録。供給過剰が解消されない限り、需給が引き締まる見通しは立たない。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more