2012年6月26日

鉄スクラップ、関東湾岸買値が小反発

 関東地区の鉄スクラップ市況の目安となる関東湾岸買値(H2)は、25日時点でFASトン2万5500―2万6000円と前週中に500―1000円反発している。輸出船積みが堅調だったシッパー筋の買いが一部活発化したほか、東アジア向けの新規輸出成約価格に下げ止まりの気配が見え始めたことなどが要因。

 一方で地区電炉メーカーの炉前購入価格(H2)はトン2万5500―2万6500円前後と、ほぼ湾岸買値見合いの水準。地区内市況の反発には至らないものの、安値解消など底固め材料になっているとみられる。







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