2011年9月22日

東京地区のNi系ステン冷薄、当面は弱基調続く

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は弱基調。原料ニッケルのLME価格が比較的安定してきたが、実需が低迷しており、いぜん先安観が支配している。新日鉄住金ステンレスが9月出荷価格をトン1万円引き下げたことを受けて、需要家から流通に寄せられる値下げ圧力が高まっている。足元、SUS304ベースサイズはトン33万5000円どころ。来月には一段安の可能性もある。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more