2011年12月20日

三井物産、主要資源の供給拡大

 三井物産の金属資源本部は、鉄鉱石など主要資源の供給力を中長期で拡大する方針。足元は資源価格も調整局面にある一方、一部プロジェクトにおいては、環境認可が厳しくなりつつあることや、開発コストが膨らみつつあるものもある。これにより資金調達環境が悪化するなど、資源開発の条件は変化しているものの、大規模な開発、投資計画に引き続き取り組んでいく。

 継続的に需要拡大が見込まれる鉄鉱石、銅、ニッケルなどの主要品目は、供給拡大が必要とみており、資源高による高収益を再投資に充てるとともに、三井物産の総合力をフル動員し、日本をはじめ世界の需給安定化に貢献する方針。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more