2011年12月22日

東京地区のNi系ステン冷薄、先安ムードで越年

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は弱基調。ジリ安傾向に歯止めがかからず、市況とは大きくかい離した安値も散見されるようになった。足元、1年半ぶりに30万円を割り込んだ。SUS304ベースサイズはトン29万5000円どころ。関西が先行して値を下げ、関東でも下値よりの展開。荷動きは盛り上がらず、このまま越年となりそうだ。復興需要も来年秋以降とみられ、市中には沈滞ムードが漂う。







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