2011年2月8日

Ni系ステンレス冷延薄板、国内市況 反転へ

 国内のニッケル系ステンレス冷延薄板市況が、底入れから上昇に向かい始めている。

 製品価格動向の指標となる原料のLMEニッケル価格や、ステンレススクラップ市況の上昇に加えて、輸入材価格も上伸していることを背景に、国内ステンレスメーカー各社が店売り価格の引き上げを相次いで実施。このため、採算確保を維持したい流通筋でも再販価格への転嫁を進める動きが出てきており、昨年来軟調が続いた市況も、反転する様相を呈している。







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