2011年4月19日

大口需要家、銅原料調達にめど

 電線、伸銅など銅の大口需要家は、夏ごろまでの原料調達にめどをつけた。

 東日本大震災の影響で、三菱マテリアルなどが出資する小名浜製錬所(福島県)やパンパシフィック・カッパー(PPC)の日立精銅工場(茨城県)が操業を停止。これらの製錬所から銅地金を購入していた需要家は、長期契約枠の増量や海外産のスポット物などを手当てすることで、当面の需要に見合うだけの原料を確保した。夏以降の原料調達方針は、製錬所の稼働状況と需要を見極めた上で判断することになる。







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