2011年5月17日

東京製鉄、7カ月ぶり全面下げ 輸入鋼材に対抗

 東京製鉄は16日、6月契約分の鋼材店売り(一般流通)価格を全品種でトン5000円引き下げた。全品種値下げは7カ月ぶり。「輸入鋼材に対抗する必要がある」(大堀常務)と鋼板・形鋼類ともに輸入材が増加しているため、歯止めをかけたい考えだ。さらに、鉄スクラップ電炉買値が下落していることから、値下げを実施した。今回の販売価格を出直し価格としており、東鉄では早期のマーケットの適正化を目指す。







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