2010年7月14日

東京地区のNi系ステン冷薄、様子見横ばい

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は横ばい。新日鉄住金ステンレスがニッケル価格の低下を理由に今月出荷価格をトン2万5000円引き下げたことで、値上げ途中の流通からは「市場心理が冷え込む」との声が強まった。

 ただ、これまでの公表価格が非現実的だったことを踏まえれば、値下げにより、実勢に近づいたともいえる。足元では様子見が続く市況だが、流通は積み残し分の値上げを引き続き実施中。SUS304ベースサイズはトン36万―38万円。







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