2010年8月6日

中国のアルミ製錬、採算悪化で減産の動き

 中国のアルミ製錬メーカーの間で、減産の動きが出始めている。上海先物取引所(SHFE)アルミ相場の長期低迷や、中国政府の電力政策の変更に伴い採算が悪化したことが主因とみられる。

 このほど産業新聞の電話取材に応じた三菱商事(上海)の白田良平・金属事業部副部長は「取引のある製錬メーカーの間で生産を絞る動きが出ている」と指摘する。一方、中国のアルミ需要は「自動車や家電製品の売れ行きが依然好調なため、旺盛なまま推移している」(同)。







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