2010年9月8日

建機向け鋼材、生産回復 2010年度見通し

 建設機械の2010年度生産台数が、前年度比2倍近くに増大する見通しだ。インフラ整備などが活発な中国など、新興国での需要急増に対応しているため。リーマン・ショックの影響による需要急減で、09年度の生産台数が大幅に低減した反動もあるが、各社の生産レベルはピーク時近くに戻しつつある。

 これに伴い、部材に使用される鋼材も生産が回復しており、建機向けの普通鋼厚板(鉱山用含む)が年度換算で60万トン前後、特殊鋼(建産機向け)で約150万トンの生産が見込まれている。







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