2010年5月19日

新日鉄、メキシコで自動車用鋼板を生産 テルニウムと合弁

 新日本製鉄は18日、メキシコの溶融亜鉛めっき鋼板製造合弁事業に関して南米の鉄鋼大手、テルニウムと法的拘束力のない覚書を交わしたと発表した。事業性の評価など詳細を詰めたうえで正式契約する運び。

 合弁事業を通じて3億5000万ドル(約324億円)程度をかけて年産40万トンの溶融亜鉛めっきライン(CGL)を2年半をめどに建設する計画。今後も成長が見込まれる現地需要に対応し、日系自動車メーカーなど需要家に高級鋼板を供給する拠点を整備する。先に合意したインドに続く現地生産拠点を整備し、高級鋼のグローバルプレーヤーとしての地歩を固める。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more