2010年5月31日

鉄スクラップ、東西とも下落基調

 国内鉄スクラップ相場が下落基調をたどっている。直近の炉前価格(H2ベース・中心値)は、前週比1500―2000円安のトン3万5000―3万6500円。関東地区では3万5000円割れも見られる。輸出船積みの停滞を受け、需給が緩和していることが大きく影響している。

 関西地区でも海外市況の停滞、東鉄の値下げを受けて、28日から大阪、姫路で一斉に買値を引き下げる動きが広がった。同地区電炉メーカーの鉄スクラップ実勢買値(H2)は、トン3万5500―3万6500円前後。電炉各社の下げ幅は一部電炉を除き、東鉄と同幅の1000円。







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