2009年7月7日

ステンレスNi系冷薄 月内、強含みに移行

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板市況はこう着状況が続いているものの、一部業種に明るい兆しが見えはじめた。全体の荷動きは低迷しているが、すでに流通の大半は在庫調整を完了しており、実需が戻ればすぐにでも需給バランスがタイト化する可能性もある。新日鉄住金ステンレス(NSSC)が来週発表予定の7月契約についてアロイ価格を引き上げるのは確実で、市中には先高観も台頭している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more