2009年8月5日

東北特殊鋼、電気自動車向けの部品開発を強化

 エンジンバルブ用耐熱鋼の国内トップメーカー、東北特殊鋼(本社=宮城県柴田郡)は、電気自動車向け部品の開発を強化する。電気自動車の普及に備え、顧客の設計段階から早期に共同で取り組む。

 素材から精密加工、熱処理まで一貫で提案できる強みを生かす。自動車の低生産が続く見込みから新製品の磁気測定装置の市場開拓を併せて進める考え。主力需要先である石化燃料車への鋼材・部品供給が減少する可能性があり、市場の変化に対応して新たな商品の柱を構築する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more