2009年5月15日

鉄スクラップ、国内相場が上昇基調

 先月末から様子見状態で推移していた国内鉄スクラップ相場が上昇基調に転じた。市中での発生が停滞するなか、東アジアからの引き合いが強まっているため。

 東京、大阪地区では今週に入り、一部メーカーが鉄スクラップ購入価格をトン500―1500円引き上げた。指標の一つとなる東アジア向け輸出の新規成約価格は国内の水準を上回っており、「短期的にみれば基調は強い」(商社)とみる向きが多い。







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