2009年5月21日

薄板輸出商談、高炉各社 値上げ検討

 高炉メーカー各社は7―9月積みの薄板輸出商談で値上げを検討する。主力のアジアマーケットで中国市況が底を打ち反発局面に入っているほか、ベトナムやタイなど東南アジアでも底入れ気配が強まっている。

 底値とみた需要家やコイルセンターからの引き合いが増加しており、昨年上期に比べいぜん低レベルながらも数量、価格ともに最悪期は脱したと判断、採算回復に向けた動きを強める構えで、関係筋によると100ドル程度の値上げを検討する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more