2009年7月30日

高炉、薄板輸出商談 100ドルアップ要請

 高炉メーカーと日系電機メーカーとの今年下期(7―12月)積みアジア向け薄板輸出商談の攻防が本格化してきた。高炉メーカー各社はおおむね4―6月積みに比べ100ドル程度の値上げを要請。

 電機メーカー側はコストアップになる値上げには抵抗を示しているが、宝山鋼鉄などのアジア主要ミルが7、8月積みで計100ドルを超える値上げを打ち出していることもあり、一定の理解は進んでいるようで、近く合意する可能性も出てきたもようだ。