2013年5月14日

関西上場電炉4社、1-3月収益振るわず

 関西地区の上場電炉メーカー4社(合同製鉄、共英製鋼、大和工業、大阪製鉄)の今年1―3月期連結業績によると、売上高は4社のうち、共英製鋼を除いた3社が減収となった。ただ、共英製鋼も13年3月期にベトナムの子会社を連結対象に組み入れたことによるもので、これがなければ減収となったもよう。各社ともに製品の値戻しを行ったが、前年同期の水準まで回復しなかった。経常損益は前年同期対比では大和工業が増益となったが、共英製鋼、大阪製鉄が減益、合同製鉄は赤字に転落した。大和工業は海外の子会社が利益貢献したが、国内は損益が他社と同様に厳しい状況だった。1―2月の原材料スクラップの高騰が各社の収益に打撃を与えた。各社の1―3月の連結業績は次の通り。







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