2013年7月30日

関東流通、薄板3品2000-3000円上げ

 関東地区の大手流通は薄板3品(熱延、冷延、表面処理鋼板)の小口・スポット販売価格をトン当たり2000―3000円引き上げた。建設や自動車向けを中心に荷動き回復が進み、秋口以降も安定した需要が見込まれる中、注目されていた新日鉄住金とトヨタ自動車との上半期のひも付き価格交渉が1万円上げで決着したこともあり、値上げ環境が整ったと判断した。すでに一部では1000円方浸透するなど、値上げが遅れていた冷延・表面処理にも先高観が台頭しつつある。







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