2014年7月2日

薄板3品 5月末在庫、3カ月連続400万トン台

 5月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・4%、10万1000トン増の422万9000トンとなり、3カ月連続で400万トン台を記録した。大型連休があった季節要因に加え、5月に薄板3品の輸入材が31万トンと増加したこと、倉庫物件の一段落などの建築需要のは行性と、人手不足による着工遅れなどが影響したものとみられ、420万トンを超えたのは2012年1月の428万トン以来、2年4カ月ぶり。高炉メーカーなどは輸入材に神経をとがらせながら、需給バランスの立て直しに向けた生産姿勢に舵を切る必要に迫られている。







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